2009年12月22日、米ブルームバーグは、中國が巨額を投じて進める高速鉄道計畫は中國経済の成長を妨げる要因になりかねないと報じた。23日付で環(huán)球時報が伝えた。

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中國は20年までに時速200キロ以上の高速鉄道の全長が1萬8000キロを超え、世界の半分以上を占める見通しである。北京―天津間をわずか30分で結(jié)ぶ高速鉄道は、中國が20年までに総額2兆元（約27兆円）を投じて全國に高速鉄道網(wǎng)を張り巡らそうという計畫の一部だが、ベアー?スターンズで新興市場の責(zé)任者を務(wù)めていたマイケル?ペティス氏は「計畫の敗者は中國の消費者。政府が公共事業(yè)に重點を置くことで、醫(yī)療費や年金の問題が後回しになる」と指摘する。

中國は昨年の世界的金融危機の後も、高速鉄道計畫を加速させた。北京―上海間を現(xiàn)在の10時間から5時間に短縮する現(xiàn)在建設(shè)中の高速鉄道には2210億元（約2兆9000億円）、12萬7000人が投じられている。これは世界最大の水力発電ダム「三峽ダム」の建設(shè)費を上回る規(guī)模だ。

モルガン?スタンレー?アジアのスティーブン?ローチ?xí)Lによれば、中國の工場や鉄道網(wǎng)などの固定資産に対する投資は、今年1?9月の経済成長率7．7％のうちの95％、國內(nèi)総生産（GDP）の45％を占めた。同會長は「個人消費が伸びず、輸出も低迷している狀況では、さらに投資を増やして経済を刺激せざるを得ない」とした上で、「いかなる経済においても、持続不可能な數(shù)字だ」と指摘した。

北京交通大學(xué)の趙堅（ジャオ?ジエン）教授は「大多數(shù)の中國人は割高な高速鉄道に乗りたがらないだろう」との見方を示す。乗客數(shù)が伸びなければ、現(xiàn)在のペースで建設(shè)を進めても、債務(wù)の返済に足りる?yún)毪弦娹zめない。同教授は「米國にサブプライム危機があるとすれば、中國には鉄道債務(wù)危機があると言って良いだろう」と警告している。（翻訳?編集/NN）