臺灣臺北市の國立故宮博物院北部院區(qū)（北院）が2020年末に休館し、改修工事を3年かけて行うことを受け、內外から「観光の最大の目玉である故宮をなぜ休館するのか」と批判が相次いでいる。13日、米華字メディア?多維新聞が伝えた。

臺灣?中國時報によると、民進黨の立法院（國會）議員の陳明文（チェン?ミンウェン）氏らはこのほど、故宮の休館問題について行政院會合で協(xié)議。蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)も統(tǒng)一地方選の遊説中に觸れるなど波紋が広がっている。國民黨は「民進黨の失策」として政爭の具になりかねない事態(tài)に発展していると指摘した。

これに対し、故宮側は、全面的な休館ではないと強調。北院の展示物は隨時南院に移して展示しながら、北院の改修を進めていると説明している。しかし、市民や専門家の間では「観光への打撃は大きい。海外からの観光客の足も遠のくのではないか」と懸念が広がっているという。（翻訳?編集/大宮）