2018年1月4日、中國メディアの「瞭望智庫」は、韓國の主力産業(yè)である自動(dòng)車、造船、半導(dǎo)體は、中國で300日以上を「失い」危機(jī)的狀況に置かれているとする記事を掲載した。

エネルギーの持続可能な発展に取り組む企業(yè)などでつくる國際組織「全球能源互聯(lián)網(wǎng)発展合作組織」経済技術(shù)研究院の高級研究員、相均泳（シアン?ジュンヨン）氏は記事で、「高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）危機(jī)が、中韓関係を安定させる『重し』であった経済?貿(mào)易往來に大打撃を加え、韓國経済に巨大な圧力をもたらした」と指摘し、韓國の主力産業(yè)である自動(dòng)車、造船、半導(dǎo)體への影響について分析した。

記事はまず韓國の自動(dòng)車産業(yè)について、16年の自動(dòng)車の輸出総額は413億ドル（約4兆6700億円）に上り、輸出全體の8．3％を占め、「関連産業(yè)を含めれば、自動(dòng)車産業(yè)の韓國経済に対する貢獻(xiàn)は間違いなく巨大だ」と指摘。その上で、THAADをめぐり「中國との関係をぶち壊した」ことで、17年1?11月の現(xiàn)代?起亜自動(dòng)車の中國での販売臺數(shù)は前年同期比38．2％減の97萬臺に落ち込み、加えて新エネルギー車分野において比亜迪、北汽集団、長安汽車など中國ブランドが臺頭したことで、「中國市場でのシェアを奪われた」と分析した。

「漢江の奇跡」を代表し、以前は受注ランキングで韓國企業(yè)が世界の上位7社を獨(dú)占していた造船産業(yè)については、「過去2年間で、韓國の造船會(huì)社は數(shù)十億ドルの損失を被り、従業(yè)員を解雇して延命を図ってきた」と指摘。一方、中國については、英國の造船?海運(yùn)分析機(jī)関クラークソンによると、17年の船舶受注量で中國は713萬CGT（標(biāo)準(zhǔn)貨物換算トン數(shù)）で首位となり、韓國は574萬CGTで2位だったとした。

半導(dǎo)體産業(yè)については、韓國ではGDP全體の5％を占める主力産業(yè)であり、メモリ分野ではサムスン電子とSKハイニックスが世界シェアの3分の2をほぼ獨(dú)占しているとした一方で、「中國も黃金期を迎えている」と指摘。中國政府が、14年に半導(dǎo)體産業(yè)の育成指針である「國家集積回路産業(yè)発展推進(jìn)ガイドライン」を公表し、半導(dǎo)體の自給率を高めるとともに、30年までに世界トップクラスの半導(dǎo)體メーカーを數(shù)社育成するという目標(biāo)を掲げたことで「韓國は中國を最大の脅威とみなすようになった」と論じている。（翻訳?編集/柳川）