2009年も中國では様々なニュースがあった。その中からちょっと変わったニュースを10本ご紹介する。

【その他の寫真】

3本目のニュースは中國車の話題。2009年4月、中國の自動(dòng)車メーカー?華晨汽車製セダンがドイツで衝突安全テストを受け、0點(diǎn)という史上最低の成績に終わったと伝えられた。

華晨汽車のセダン?駿捷(Brilliance BS4）が臨んだのは、ドイツ自動(dòng)車連盟（ADAC）が実施する衝突安全テスト?ユーロNCAP。駿捷は、前面衝突テストでは9點(diǎn)（16點(diǎn)満點(diǎn)）、側(cè)面衝突テストでは13點(diǎn)（18點(diǎn)満點(diǎn)）の成績を上げた。本來ならば3つ星（最高は5つ星）評(píng)価を得ることができるはずだったが、そこに落とし穴があった。2009年2月よりユーロNCAPは安全裝置の設(shè)置基準(zhǔn)が厳格化されているが、駿捷はシートベルト著用警告裝置、エレクトロニックスタビリティプログラム（ESP）が搭載されていなかった。このため、0點(diǎn)という史上最低の評(píng)価となってしまった。

中國自動(dòng)車メーカーが歐米の厳格な安全基準(zhǔn)の前にひざを屈したのはこれが初めてのことではない。07年には同じく華晨汽車のセダンがユーロNCAPの審査を受け、「1つ星」という低い評(píng)価を受けた。當(dāng)時(shí)、ドイツメディアは「中國から來た鉄くず」と酷評(píng)した。また、初めて歐州市場に投入された「陸風(fēng)SUV」は衝突安全テスト後に「事故が起きればドライバーの生存確率はほぼゼロ」と判定され、ADACに「ここ20年間の衝突安全テストで最低の車」と評(píng)価された。

ある専門家は、衝突安全テスト以外でも排気ガス基準(zhǔn)や廃棄車の回収など、歐米市場への進(jìn)出には多くの厳しい條件があり、輸出は決してたやすいことではないと指摘している。（編集/TH）