2009年12月27日、最高時速350キロを誇る中國の高速鉄道「和諧號」が26日、湖北省武漢市と広東省広州市を結(jié)ぶ區(qū)間（全長1068キロ）で運行を開始したことを、海外各紙が報じた。28日付で環(huán)球時報が伝えた。

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香港英字紙サウス?チャイナ?モーニング?ポストは「世界最速の列車が運行を開始」とのタイトルで、北京―香港を結(jié)ぶ高速鉄道4區(qū)間のうちの1區(qū)間が開通したと伝えた。4區(qū)間すべてが開通すれば、現(xiàn)在の所要時間23時間が8時間に短縮されると紹介した。アディダスなどグローバル企業(yè)や広東省の有名企業(yè)も、同鉄道の沿線各都市に業(yè)務(wù)を展開する計畫だという。

しかし、未著工の広州―香港區(qū)間にあたっては、香港側(cè)の652億香港ドル（約7738億円）の負(fù)擔(dān)をめぐって議論が噴出しているという。

インド紙タイム?オブ?インディアは、同高速鉄道が中國中部（武漢市）と高度に発展した珠江デルタを結(jié)ぶことになり、これが中國中部の発展の起爆剤になるだろうと論じた。また、中國が鉄道総距離を現(xiàn)在の8萬6000キロから12萬キロに延長する目標(biāo)を掲げていることも報じた。

第1ドイツテレビも、中期的にみれば、高速鉄道と飛行機との競爭が生じると予測し、これを中國政府が強調(diào)する革新的技術(shù)が結(jié)実した形だとみる。また中國の野心は交通鉄道技術(shù)を他國に輸出することにあるとし、ドイツにとっても脅威となる可能性を指摘した。（翻訳?編集/津野尾）