2010年1月1日、韓國(guó)紙?朝鮮日?qǐng)?bào)は、「新年の中國(guó)経済は楽観的“不安9希望10”」と題した記事を掲載し、2010年の中國(guó)経済の見通しは基本的に楽観的だが、いくつかの不安要素もあるとの見方を示した。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

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2010年の中國(guó)経済の見通しについて、中國(guó)國(guó)內(nèi)外の投資銀行などは全體的に楽観的に捉えている。2010年のGDP成長(zhǎng)率を9?10％と予測(cè)し、09年の予測(cè)値9％前後を超えるとの見方が多い。楽観的な予測(cè)は、中國(guó)政府が昨年に打ち出した4兆元（約54兆4000億円）の景気刺激策が、今年も引続き市場(chǎng)に効果を與え、経済成長(zhǎng)を後押しする大きな力になるとの見方が根拠になっている。

中國(guó)政府は2010年、道路?鉄道?地下鉄などのインフラ整備に引続き積極的な投資を行い、さらに社會(huì)保険や醫(yī)療制度改革に取組むなど、數(shù)千億元単位の予算投入を計(jì)畫している。また、金融機(jī)関による新規(guī)融資も09年の10兆元（約136兆円）とほぼ同程度が見込まれており、これらが経済成長(zhǎng)を引っ張る原動(dòng)力になると見られている。

しかし一方で、中國(guó)経済は今年後半から成長(zhǎng)と後退の分岐點(diǎn)に差し掛かるとの意見を持つアナリストも多い。その根拠となっているのは、1）4兆元の景気刺激策が今年後半から息切れし始める、2）新規(guī)投資の増加率の低下、3）金利引上げ圧力、4）人民元切り上げ圧力の上昇、5）不動(dòng)産バブルの形成、6）インフレ圧力の上昇、7）金融機(jī)関の急激な貸付増による不良債権の増加、8）歐米の経済回復(fù)狀況が不透明で、中國(guó)経済成長(zhǎng)の要である輸出回復(fù)の見通しがはっきりしないーなどがある。このため、政府が経済政策を誤ると「景気の二番底」に陥る可能性を指摘する聲も少なくない。

北京にある韓國(guó)経済研究所の責(zé)任者は「中國(guó)政府は経済成長(zhǎng)モデルを內(nèi)需中心に転換すると表明しているが、短期間での達(dá)成は難しい。輸出が今年中に回復(fù)しなければ2011年以降中國(guó)経済は再び落ち込むだろう」と語っている。（翻訳?編集/HA）