2010年1月2日、最高時(shí)速350kmで世界最速を誇る「武漢―広州高速鉄道（略稱；武広高鉄）が昨年12月26日に開(kāi)通したが、その運(yùn)賃があまりにも高額なため、実際の移動(dòng)には空の便を利用した方が安いという逆転現(xiàn)象を起こしている。新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

湖北省武漢市と広東省広州市を結(jié)ぶ旅客専用の都市間高速鉄道「武広高鉄」の武漢―広州間の最低通常運(yùn)賃は494元（約6900円）だが、同區(qū)間を飛ぶ最低航空運(yùn)賃は350元（約4900円）。さらに、1月1日の元旦特別料金では武漢発広州行きの最低航空運(yùn)賃は190元（約2700円）にまで下がり、高速鉄道運(yùn)賃のわずか3分の1の料金に。その復(fù)路となる広州発武漢行きの最低航空運(yùn)賃は230元（約3200円）で、高速鉄道の半額にも満たないありさま?！肝鋷诟哜煛寡鼐€にある湖南省長(zhǎng)沙市と広州市を結(jié)ぶ空の便も同様、高速鉄道運(yùn)賃よりも低額になっており、「金持ちは列車(chē)、庶民は飛行機(jī)」の時(shí)代が到來(lái)したといえる。

高速鉄道の各駅はいずれも都市郊外に新しく建設(shè)されているため、市內(nèi)からのアクセスは空港行きよりも不便。広州市中心部から白雲(yún)空港までは車(chē)でわずか30分足らずだが、高速鉄道の始発駅?広州北駅までは40分から1時(shí)間近くかかる。駅周辺の開(kāi)発が進(jìn)み、駅と市內(nèi)を結(jié)ぶ交通機(jī)関が充実すれば、高速鉄道の吸引力はさらにアップするはずだ。（翻訳?編集/本郷）