<寫真で見る中國の今>わが子よ、帰っておくれ…蔓延する児童誘拐

Record China    2010年1月5日(火) 19時1分

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3日、河南省鄭州市のある広場で、行方不明の子供を持つ親たちが巨大な「尋ね人」のポスターを広げ、道行く人々に情報提供をアピールした。行方がわからなくなり、このポスターに掲載された捜索対象の児童は2700人にのぼっている。

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2010年1月3日、河南省鄭州市のある広場で、行方不明の子供を持つ親たちが巨大な「尋ね人」のポスターを広げ、道行く人々に情報提供をアピールした。行方がわからなくなり、このポスターに掲載された捜索対象の児童は2700人にのぼっている。チャイナフォトプレスの報道。

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ポスターを制作したのは陝西省西安市在住の程(チョン)さん。4年前、程さんの娘(當(dāng)時6歳)は學(xué)校からの帰宅途中に行方がわからなくなり、家族が八方手を盡くして探し回るも、いまだ帰ってこない。しかし、娘の帰還を信じて疑わない程さんは、ネット上で「寶貝回家尋子網(wǎng)(わが子よ、帰っておくれネット)」というサイトを見つけ、同じように失蹤した子供2700人の顔寫真をダウンロードし、ポスター制作に乗り出した。自費で製作したのはポスターだけでなく、全國各地で配布する予定のチラシ1萬枚も含まれる。

中國での児童誘拐はほとんど人身売買を目的として行われ、後継ぎのいない農(nóng)村家庭や売春組織に売り飛ばされていく。09年5月、中國公安部はこのような事件の早期解決のため、DNA鑑定技術(shù)を利用した全國規(guī)模のDNAデータネットワークを完成させた。それほどに児童誘拐は社會問題化しているのである。(翻訳?編集/愛玉)

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