2010年1月5日、人民日報（電子版）によると、送電會社?東北電網(wǎng)有限公司が擔(dān)當(dāng)する東北地區(qū)で風(fēng)力発電が大いに発展している。しかし、調(diào)査によると、無計畫かつ無秩序な発電施設(shè)の建設(shè)のため、東北地區(qū)では半數(shù)の施設(shè)が放置されている。さらに、発電施設(shè)と送電施設(shè)の建設(shè)ペースが統(tǒng)一されていないことなどから、全國的には3分の1の風(fēng)力発電施設(shè)が空転している。

【その他の寫真】

東北地區(qū)は面積が広大であり、中國有數(shù)の風(fēng)力発電地帯で、同地區(qū)全體の潛在的な発電量は3000萬kWに達するといわれている。これは2006年に「再生可能エネルギー法」が施行され、風(fēng)力発電が経済発展を招くと考えた地方政府が「風(fēng)があるところに発電所を」と施設(shè)を建てたことが原因?，F(xiàn)在では東北地區(qū)の発電機の容量は全國の3分の1に至っている。

しかし、こうした風(fēng)力発電施設(shè)の多くは地方政府が中央政府の許可を得ずに建設(shè)したものが多い。5萬kW以上を発電する施設(shè)には國の許可が必要だが、地方政府が建設(shè)した発電所の多くは発電量4．95萬kW規(guī)模。電力會社などからの投資を受けたい地方が送電施設(shè)との連攜を考えず、無秩序に建設(shè)する結(jié)果となった。しかし資金調(diào)達も難しくなり、大半が放置されている。全國的には3分の1の発電施設(shè)が放置されているという。

風(fēng)力発電は天候に左右されるため、安定性に欠ける。そのため、電気の使用量が増加する場合、不安定な風(fēng)力よりも火力や水力に頼ることになる。東北地區(qū)では火力が中心。風(fēng)力発電所は増加しているが、その使用が減っているということも問題の一つだ。（翻訳?編集/小坂）