2010年1月7日、寫真のねつ造や合成が相次ぐ中國で、今度は中國寫真界で最も権威ある寫真コンテスト「中國撮影金像奨」の受賞作品に盜作の疑いが掛けられている。千龍新聞網(wǎng)が伝えた。

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疑いが掛けられているのは第8回「中國撮影金像奨」に入選した桑玉柱（サン?ユージュー）氏の4作品。桑氏は吉林省撮影家協(xié)會(huì)の副主席で、同賞には10作品が入選した。4作品中、3作品は同省安図県の長白山撮影家協(xié)會(huì)理事の孟鉄（モン?ティエ）氏の作品、殘る1作品は同省長白山管理委員會(huì)の職員、溫波（ウェン?ボー）氏の作品と酷似している。

同賞の入選作品は吉林省長春市を皮切りに全國巡回展を開催していたが、主催者の中國撮影家協(xié)會(huì)によると、複數(shù)の鑑賞者から同様の指摘を受けていた。同協(xié)會(huì)が行った調(diào)査によると、當(dāng)事者の3人は「一緒に撮影に行ったため、構(gòu)図が似てしまった」として、盜作を完全に否定している。

同賞は中國共産黨中央宣伝部の許可を受け、中國文學(xué)蕓術(shù)界聯(lián)合會(huì)（中國文聯(lián)）と中國撮影家協(xié)會(huì)が主催した権威ある賞。中國では07年、絶滅したと考えられていた野生の華南トラの寫真をねつ造し、賞金をだまし取った農(nóng)民が有罪判決を受けるなど、寫真やビデオのコンテストでねつ造や盜作が多発している。（翻訳?編集/NN）