2018年3月3日、平昌冬季五輪を機(jī)に実現(xiàn)の可能性が高まった米國と北朝鮮の対話をめぐり、韓國紙は米國が北の核保有を容認(rèn)し自らの脅威となる大陸間弾道弾（ICBM）除去で妥協(xié)することを警戒している。韓國が核の人質(zhì)になりかねず、北朝鮮に対しても「非核化の意志示すべき」と強(qiáng)く訴えている。

文在寅大統(tǒng)領(lǐng)と距離を置く保守系の朝鮮日報は「核容認(rèn)ありきの米朝対話は絶対に容認(rèn)できない」との社説を掲載。北朝鮮が「米國との対話を行う十分な用意がある」と表明したことについて、「國際社會による?yún)棨筏ぶ撇盲背rをここまで引きずり出したのだ。今こそ本當(dāng)に北朝鮮の意図とその動向を正確に見極めねばならない。対話が始まったという理由だけで制裁を緩めてしまえば、またも北朝鮮にだまされてしまうだろう」と警鐘を鳴らした。

さらに「今最も懸念されることは米國が北朝鮮の核保有を事実上容認(rèn)し、自分たちの脅威となるICBMだけを除去する線で妥協(xié)することだ」と言及?！副背rはこれを目標(biāo)に20年にわたり核兵器とICBMを開発してきたとも考えられる。つまり韓國を人質(zhì)とする核が本當(dāng)の目標(biāo)であり、ICBMは米國との交渉用カードにすぎないということだ」として、「そうなれば5200萬人の韓國國民にとって最悪の事態(tài)だが、（米國の）現(xiàn)政権ではこのような結(jié)果を容認(rèn)するスタッフも多いという」と危機(jī)感を募らせている。

その上で「米朝対話に向けた動きは確かにあると言えるが、その前途はあまりにも遠(yuǎn)く、また厳しいハードルが待ち構(gòu)えている。非核化は対話によって実現(xiàn)しなければならない。しかし、いかなる場合も『核のある形だけの平和』だけは斷固として拒否すべきだ」と論じている。

東亜日報は文大統(tǒng)領(lǐng)が金英哲?朝鮮労働黨統(tǒng)一戦線部長を団長とする高官級代表団と會った際、「非核化」に觸れたにもかかわらず、北朝鮮が対話の意向を明らかにした點(diǎn)に注目?！袱长欷鲜飞献畲螭螐?qiáng)力な対北制裁の力だ。弱い対話のともしびを消さないためには、國際制裁という風(fēng)が持続的に吹かなければならない」と強(qiáng)調(diào)している。

文大統(tǒng)領(lǐng)の南北融和路線を支持するハンギョレ新聞は「米國は対話へのハードルを下げ、北朝鮮は非核化への意志示すべき」と主張?！笇熼T家らは朝米対話の実現(xiàn)に向けて北側(cè)がもう少し積極性を示す必要があると指摘する。そのためには第一に非核化に対する明確な立場を明らかにする必要がある」と述べ、「朝米が対話の門の前で躊躇（ちゅうちょ）しているような狀況が長引けば、『平昌體制』が生み出した動力が消盡する恐れもある」としている。（編集/日向）