2010年1月14日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は「日本経済はなぜ中國に追い抜かれてしまうのか？」と題した記事で、アジアで圧倒的優(yōu)位を誇っていた日本経済が中國に追い抜かれることになった原因を分析した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

明治維新以降、日本は歐米の政治、経済モデルを?qū)毪?、あっと言う間にアジア一の経済規(guī)模を誇るまでに成長を遂げた。中國からも當(dāng)時(shí)、革命先駆者たちがこぞって日本に留學(xué)し、日本の多くの科學(xué)用語が中國語に逆輸入された。

日本は戦爭に負(fù)けたものの、米國の庇護(hù)の下で復(fù)興に奮闘、再び経済を活況に導(dǎo)いた。80年代になると、「米國を買ってしまえ」といった勇ましい聲まで聞こえるようになる。當(dāng)時(shí)の中國の経済規(guī)模は日本の足元にも及ばず、日本の資本や技術(shù)は喉から手が出るほど欲しい存在だった。

ところが今年、中國と日本は立場が逆転する見通しだ。年が明け、各國の09年の國內(nèi)総生産（GDP）の発表が待たれる中、早くも中國が日本を追い抜いたとの見方が大勢を占めている。近代史に詳しい人々にとって、このニュースは特に感慨深いものであるに違いない。

日本経済低迷の直接の原因は、昨秋からの世界的な金融危機(jī)だ。西側(cè)経済の一部に組み込まれている日本も巻き添えは免れなかった。一方、中國経済はこれと対象的に8％以上を維持。こうして両者の差は徐々に縮まり、09年通年で中國が日本を追い抜いたことは、ほぼ確実となった。

もう1つ間接的な原因は、日本経済が絶頂を迎えた85年、米國で結(jié)ばれたプラザ合意だ。これにより急速な円高が進(jìn)み、日本の輸出産業(yè)に大きな打撃を與えた。日本政府は金融緩和策を打ち出したが、これがバブルを発生させる要因となり、やがてバブルは崩壊。日本経済を長期低迷に陥らせた。

だが、中國経済が日本を追い抜いたと喜んでばかりもいられない。中國人の平均年収は日本人より遙かに低く、國全體の管理レベルも遠(yuǎn)く日本に及ばない。中國は日本から學(xué)ぶべき點(diǎn)がまだたくさんある。（翻訳?編集/NN）