2010年1月19日、新華網(wǎng)は、山西省の蒙山大仏が無秩序な炭鉱開発により危機(jī)に瀕していると報じた。

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蒙山大仏（別名は西山大仏）は西暦551年から彫られ始めた中國最古の摩崖大仏（巖壁を削りだした大仏）。その歴史は世界遺産である四川省の楽山大仏より162年長い。高さ60メートルの威容は見る者を圧倒する。

ところが周囲で炭鉱開発が過度に進(jìn)められたため、地中に空洞が多く、現(xiàn)在では地表に亀裂が走り、一部は陥沒しているなど危険な狀態(tài)となっている。周囲の炭鉱は2007年までにすべて閉鎖されているが、すでにきわめて危険な狀態(tài)となっている?，F(xiàn)地を視察した中國國土資源部の王壽祥（ワン?ショウシャン）氏はこのままではピサの斜塔のように傾く危険もあると指摘している。

山西省太原市國土資源局は「蒙山鉱山地質(zhì)環(huán)境回収プロジェクト」を指導(dǎo)した。亀裂や陥沒個所を埋め立てることで、問題改善を図るという。埋め立て後には緑化を推進(jìn)し、土砂崩れなどの地質(zhì)災(zāi)害防止を目指していく。（翻訳?編集/KT）