2010年1月20日、南方都市報によれば、2009年に勃発した“ごみ戦爭”は2010年になっても収まる様子はない。広州市番禺區(qū)や江蘇省呉江市でごみ焼卻施設(shè)の建設(shè)が延期されるなど、住民からの反対運動もあり、國の対応も思うように前へ進めない狀態(tài)が続いている。

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基本的な方針は「ごみの分類回収」と「ごみそのものを減らす」こと。北京は中國で最も早い13年ほど前からごみの分別が行われてきたが、なかなか効果が上がらないばかりか行き詰まりの狀態(tài)となっている。ある集合住宅では、有志によって結(jié)成された組織によって1996年からゴミの分別を住民に呼びかけてきた。409世帯、1500人が居住する住宅の敷地內(nèi)には120リットルのゴミバケツを40個ほど設(shè)置。分別は生ごみ?リサイクルごみ?その他の3種類で、當(dāng)初は30％ほどの実施率だったが、現(xiàn)在では95％のごみが分別廃棄されるようになった。

しかし、ごみの分別には大きな障壁も存在する。住民がごみをしっかり分別しても、ゴミ回収業(yè)者がそれらを一緒にして運搬しているという狀況は、住民の意欲を大幅にそいでいる。また、地元當(dāng)局が市內(nèi)の集合住宅や飲食店に対して支給している生ごみ処理機は消費電力が過大で、年間の電気代が5000?6000元(約6萬7000?8萬円)もかかることから、稼働していないケースが多いという。その結(jié)果、焼卻施設(shè)を増やさざるを得なくなっている。

北京市では2015年までに3?4か所の焼卻施設(shè)を建設(shè)する計畫で、1日の焼卻量は7360t、北京市の1日のごみ排出量の40％に相當(dāng)するという。（翻訳?編集/岡田）