2010年1月22日、中國における莫大な行政コストが問題になっているが、同コストの具體的な統(tǒng)計(jì)は存在しない。そこでこのほど中國財(cái)務(wù)部が腰を上げ、予算科目改革に乗り出したという。重慶晩報(bào)が伝えた。

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今回の改革は、全國の行政コストの規(guī)模を統(tǒng)計(jì)として把握することにある。08年から、「三公消費(fèi)」（公費(fèi)による海外旅行や飲食、公用車の私用）の橫行による不合理な行政コスト高に対する批判が強(qiáng)くなってきたことが背景にあるとみられる。當(dāng)時(shí)、ある専門家は「3つの3000億元」という數(shù)字を出した。すなわち、公費(fèi)による海外旅行が3000億元（約3兆9500萬円）、公費(fèi)による飲食が3000億元、公用車の私用が3000億元という計(jì)算だ。

しかも、同専門家によると、中國の行政コストは長年ダントツ世界一の座を保っており、行政コストの國家支出に占める割合は、米國、フランス、日本などを大幅に上回っているという。行政機(jī)関の膨張、官僚?公務(wù)員における背信行為、公費(fèi)橫領(lǐng)などに歯止めがかからず、それらを縛る手立てがないことと、行政予算の非公開による不透明性が、直接の原因とみられている。（翻訳?編集/津野尾）