2010年1月18日、同日付の中國広播網(wǎng)によると、4兆元（約53兆円）規(guī)模の大型景気対策に呼応して地方でインフラ建設(shè)が進(jìn)むなか、國家審計(jì)署はこのほど、地方政府の負(fù)債総額が6兆元に拡大したとする推計(jì)を発表した。08年GDPの約2割に相當(dāng)し、うち5兆元が金融機(jī)関からの借入れという。

【その他の寫真】

中國の景気対策は、中央政府が1兆1800億元の公共投資で刺激し、地方や民間から計(jì)4兆元の投資を呼び起こすもの。

しかし、地方政府は財(cái)源が限られる一方、獨(dú)自の債券発行ができないため、別に事業(yè)法人を設(shè)立して銀行融資を受けるという手法が一般的。銀行側(cè)も地方政府直轄の事業(yè)法人を優(yōu)良顧客とみて積極的に融資しており、債務(wù)の拡大を招いているとみられる。（翻訳?編集/東亜通信）