2010年1月21日、英科學(xué)誌ネイチャーの表紙?巻頭特集で、中國の深セン華大遺伝子研究所を中心に行われたパンダゲノム（全遺伝子情報(bào)）の解読プロジェクトが紹介された。中國初の試みとなった同プロジェクトでは、パンダの詳細(xì)なゲノムマップの作成に成功している。25日付で新民晩報(bào)が伝えた。

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同プロジェクトが始動(dòng)したのは08年3月。同研究所を中心に中國科學(xué)院昆明動(dòng)物研究所、成都パンダ繁殖研究基地のほか、カナダ、英國、米國、デンマークなどの科學(xué)者も參加した。

ゲノム解読の結(jié)果、パンダはイヌと最も近いことが分かり、「クマ科の亜種」との通説を裏付けるものとなった。また、パンダが「クマ科」でありながら肉を食べない理由は、うま味を感じる「T1R1」遺伝子が機(jī)能を失ったことによる可能性が高いことも分かった。

パンダは繁殖率が非常に低く、世界自然保護(hù)基金（WWF）が今年、世界中の「絶滅の危機(jī)に瀕する動(dòng)物」の中から選んだ「特に保護(hù)すべき10種」にも選出された。今回のゲノム解読により、中國の國寶?パンダの生物學(xué)的な謎の解明が進(jìn)むとともに、人工繁殖を行う際のより科學(xué)的な手法も得られるようになると期待が寄せられている。（翻訳?編集/NN）