2010年1月26日、中國経済網(wǎng)によると、「新興市場(chǎng)投資の開拓者」と呼ばれるマーク?モビアス氏がタイのバンコクで開催された投資家會(huì)議の席で、ブラジルを「注目に値する市場(chǎng)だ」と話した。

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09年、にブラジル最大の証券取引所であるサンパウロ証券市場(chǎng)(Bovespa)は大幅な相場(chǎng)上昇を見せた。モビアス氏によれば、ブラジルの証券市場(chǎng)の平均株価収益率（PER）は13．2倍。一方の中國の上海証券市場(chǎng)は17．9倍となっている。

ブラジル経済の成長(zhǎng)に持久力があるとする根拠として、ブラジルは鉱物資源、農(nóng)業(yè)資源といった資源に恵まれ、輸入に依存しない経済構(gòu)造を確立している點(diǎn)をモビアス氏は挙げ、安定した持久力を持つブラジル経済が中國を上回る可能性もあるとしてきたという。

モビアス氏は主要先進(jìn)國が金融危機(jī)のあおりを受け、通年4％のマイナス成長(zhǎng)が予想される中、新興國の経済成長(zhǎng)は依然として続く見込みだとし、特にBRICsの4か國は注目に値すると指摘。同氏が代表を務(wù)める投資信託大手テンプルトン?アセット?マネジメントは今年に入ってすでに新興國市場(chǎng)に250億ドルを投じている。（翻訳?編集/岡田）