2010年2月3日、中國の耕地面積の約5分の1が重金屬?zèng)A染の影響を受けており、中國政府は汚染の拡大を防止するため「土壌汚染防治法」の公布準(zhǔn)備をしていることが分かった。中國新聞社が伝えた。

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武漢大學(xué)環(huán)境法研究所の王樹義（ワン?シュウイー）教授によると、中國の土壌汚染の狀況は、すでに食品の安全や人體の健康に影響を與えるほど深刻になっている。土壌汚染の面積は拡大を続けており、中でも最も深刻なのは重金屬類による汚染だと指摘する。

中國科學(xué)院生態(tài)環(huán)境研究センターのデータによると、中國の耕地のうち、カドミウム、ヒ素、クロム、鉛など重金屬?zèng)A染の影響を受けている面積は約2000萬ヘクタールにおよび、総耕地面積の約5分の1を占めるに至っている。この影響で、中國全土で毎年1000萬トン以上の穀物が減産になっている。また、重金屬類以外に農(nóng)薬、抗生物質(zhì)、病原菌などによる土壌汚染も年々進(jìn)んでいるという。

土壌汚染が深刻化している原因について、土壌汚染防止法案立案のための専門チームは「中國の現(xiàn)行の土壌汚染防止関連法規(guī)は、汚染の管理や改善に重點(diǎn)が置かれており、防止や予防が疎かになっていたため」との見方を示している。

これらを踏まえ、専門チームは「中國土壌汚染防治法」の草案をすでに完成させており、今後全國人民代表大會(huì)で審議に諮る予定になっているという。（翻訳?編集/HA）