Record China 2010年2月6日(土) 11時4分
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4日、米誌が「中國と米國、外交失敗するには巨大すぎる」と題した論説を掲載、米中関係の見方を論じた。寫真はオバマ米大統(tǒng)領(lǐng)訪中時に天安門広場付近に掲げられた米中両國旗。
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2010年2月4日、米タイム誌は「中國と米國、外交失敗するには巨大すぎる」と題した論説を掲載、米中関係の見方を論じた。以下はその要約。
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中國政府は、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)が今週訪米するチベット仏教最高指導(dǎo)者ダライ?ラマ14世との會談を予定していることについて米國を厳しく非難、また米國の臺灣への武器売卻計畫についてもこれを激しく批判する聲明を出している。中國は國連気候変動?xùn)樈Mみ條約第15回締結(jié)國會議(COP15)でも米國の指導(dǎo)に異を唱えるなど、米國に対する強(qiáng)気の態(tài)度が目立つようになった。これだけをみれば米中関係は困難な局面を迎えたようにみえるかもしれないが、そうではない。
米大統(tǒng)領(lǐng)のダライ?ラマとの會談も、米國の臺灣への武器売卻も、何も目新しいことではない。中國による「これは『1つの中國』の原則を覆す、中國への內(nèi)政干渉だ」との抗議も同じだ。ただ、米中ともに、世界秩序の変化を過大に主張することや、「中國の臺頭」を?qū)g際よりも誇大に評価しようとすることは避けなければならない。そのために、以下の4つの視點が役に立つだろう。
1―程度の差こそあれ、あらゆる政治は地域性のもので(訳者注:「世界のための政治」という概念はないという意味)、すべての外交は內(nèi)政である。
2―ある種の発言?行為を繰り返したとしても、それは必ずしも一貫した政策と理解される必要はない。さまざまな場面での中國の態(tài)度の「硬化」は、連続としてではなく個別のものとしてみるべきである。
3―中國の臺頭が世界秩序にもたらしている影響について考えるとき、同様のことが1890―1910年代にも起こったことを思い出す必要がある。
4―中國政府による経済成長率の維持と最新式の兵器による武裝の決意は、中國が他の強(qiáng)國と不和になる能力を制限している。米國製兵器のボイコットは歐州からの購入を増やすだけだ。(翻訳?編集/津野尾)
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