2010年2月6日、舊正月の春節(jié)を今月14日に迎える中國(guó)では、さまざまな理由から故郷に帰りたくても帰れない「恐帰族（帰るのが嫌な人々の意）」が増えているという。中國(guó)新聞社が伝えた。

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最近、大手ポータルサイトのBBSに「ふるさとから遠(yuǎn)く離れた場(chǎng)所でさまよう大學(xué)卒業(yè)生が出稼ぎ農(nóng)民の父に送るざんげの手紙」というスレッドが立ち、爆発的な反響を生んでいる?！负味趣狻捍汗?jié)には帰れるのか？』とたずねられ、その都度『仕事があるからわからない』と答えているけど、本當(dāng)は春節(jié)に仕事なんてないんだ。給料から家賃を支払ったら、帰省するための交通費(fèi)しか殘らない。おみやげさえも買(mǎi)えない狀況では帰れないよ」と嘆く青年のスレッドには、同じ狀況の若者から連日多くのコメントが寄せられている。

こうしたワーキングプアを中國(guó)では「蟻?zhàn)濉工群簸?。彼らにとって帰省は一大行事だ。春?jié)に故郷へ帰る際には山のようなおみやげを用意するのは當(dāng)たり前。ふるさとで待ち構(gòu)える家族や親戚に都會(huì)の名産品を配り、子供たちにはお年玉（圧歳銭）をあげる。最近では物価上昇からお年玉の額もアップしており、帰省には高額の交通費(fèi)のほかに莫大な出費(fèi)がかさむのだ?！笌⑹·工胭M(fèi)用で両親に現(xiàn)金を送ったほうがまし」との考えから、「恐帰族」は増えるばかり。

中國(guó)中央電視臺(tái)サイト「央視網(wǎng)」の調(diào)査では、帰省しない理由について28．59％の人が「経済的余裕がない」と答え、15．75％が「成功した姿を見(jiàn)せられないから」、14．42％が「交通費(fèi)が高すぎる」、10．75％が「お年玉が用意できない」と答えている。また、「家に帰るとお見(jiàn)合いを強(qiáng)要させられるから」との聲もあった。（翻訳?編集/本郷）