2010年2月8日、舊正月まであと1週間を切り、中國(guó)映畫市場(chǎng)としては一番のかき入れ時(shí)を迎えているこのシーズン、今年も話題のお正月映畫が続々登場(chǎng)している。そんな中、先日、映畫界の関係者3人が集まって「中國(guó)のアクションスターの中で誰が一番強(qiáng)いか？」という話題で鼎談が行われた。結(jié)果、選ばれた最強(qiáng)のアクションスターは意外な人物だった。中國(guó)新聞社が伝えた。

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人気の高いアクションスターと言えば、今月3日にプレミア上映を果たした新作映畫「大兵小將」で話題のジャッキー?チェンや、今年のお正月映畫で最高との下馬評(píng)を得ている作品「十月囲城」で見事なアクションを披露しているドニー?イェン(甄子丹)。しかし、チャン?イーモウ監(jiān)督作品「HERO(02年)」、「LOVERS(04年)」で腳本を擔(dān)當(dāng)した李馮（リー?フェン）氏、メディア評(píng)論家の司馬南（スーマー?ナン）氏、映畫評(píng)論家で「追影(09年)」の腳本も擔(dān)當(dāng)した魏君子（ウェイ?ジュンズ）氏の3人によれば、どの俳優(yōu)も演技としての「見せるアクション」には優(yōu)れているが、実戦的な武術(shù)の実力ではスタントマンにまったくかなわないという。

映畫の中で演じられているのは「套路」と呼ばれる一連の練習(xí)法のパターンであって、日本の空手の「型」に近いもの。この套路に秀でることと武術(shù)の実力が高いことはまったく別なのだという。司馬南氏は「ジャッキー?チェンやジェット?リー、ドニー?イェン、誰が武術(shù)大會(huì)に出場(chǎng)しても話にならない」とまで言う。

では、映畫界で「最強(qiáng)」なのは誰か？という問いに、魏君子氏は「ブルース?リャン（梁小龍）だろう」と答える。ブルース?リャンは48年生まれ、香港出身のアクション俳優(yōu)。アクション指導(dǎo)者として映畫界入りし、「帰ってきたドラゴン(73年)」で名を広めた。近年では、チャウ?シンチー(周星馳)監(jiān)督のヒット作「カンフーハッスル(04年)」に出演している。ブルースは過去に、エレベーターホールでナイフや棍棒を所持した20人以上もの暴漢を相手に戦ったという逸話もある。（翻訳?編集/岡田）