2010年2月5日、中國(guó)政府系ファンドの中國(guó)投資公司（CIC）が09年末現(xiàn)在、金融株や資源株を中心に、米國(guó)株式を96億3000萬(wàn)米ドル分保有していることが、米証券取引委員會(huì)（SEC）発表の文書(shū)で明らかになった。英BBCなどが伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

同文書(shū)には外部基金管理に委託した投資分や、ブラックストーン保有分は含まれていない。ブラックストーンには07年に10％出資（30億米ドル）し、翌年に買(mǎi)い増した。

出資額が大きいのはカナダのテック?リソーシズ（35億4000萬(wàn)米ドル）、米モルガン?スタンレー（17億7000萬(wàn)米ドル）、世界最大の資産管理會(huì)社ブラックロック（7億1380萬(wàn)米ドル）など。ブラジルのヴァーレ（米ADR）に4億9800萬(wàn)米ドル、シティグループに2980萬(wàn)米ドル、バンカメに1990萬(wàn)米ドル、AIGに1470萬(wàn)米ドル、コカコーラに900萬(wàn)米ドル、アップルに630萬(wàn)米ドル、ニューズに410萬(wàn)米ドルなど。投資先は60社を上回る。

ただし、投資対象は有名企業(yè)ばかりだが投資額はいずれも少額で、米AP通信は、米國(guó)と政治的な摩擦を起こさないための配慮との見(jiàn)方を伝えた。

CICは中國(guó)政府が外貨準(zhǔn)備の効率的な運(yùn)用を目指し、全額出資で07年9月に発足。登録資本金は2000億米ドルに上り、海外株式やファンドなど金融商品に投資する。2009年8月に決算報(bào)告書(shū)を公表し、金融危機(jī)の影響で運(yùn)用がマイナス2．1％だったことを明らかにした。

中國(guó)の外貨準(zhǔn)備は、ほとんどは利回りが低い米國(guó)債で運(yùn)用されている。（翻訳?編集/東亜通信）