2010年2月10日付重慶晩報(bào)によると、1月30日に発表された報(bào)告書「中國(guó)近代化報(bào)告2010」は、21世紀(jì)中に中國(guó)が先進(jìn)國(guó)になる可能性はわずか4％しかないと分析した。

【その他の寫真】

報(bào)告書は、中國(guó)の多過(guò)ぎる人口、地域間の不均衡な発展、一部業(yè)種に偏った経済、緩慢な政治改革、巨大な格差、資源不足及び環(huán)境負(fù)擔(dān)が増加などの問(wèn)題から、中國(guó)が先進(jìn)國(guó)になる可能性は4％、あるいはそれ以下だと指摘した。

この結(jié)論はネットユーザーの怒りを招いている。56％が結(jié)論に疑念を呈しており、賛同者はわずか28％に過(guò)ぎない。報(bào)告書の責(zé)任者を務(wù)めた中國(guó)近代化研究センターの何伝啓（ホー?チュアンチー）主任は、歴史的経験に従えば中國(guó)が先進(jìn)國(guó)の仲間入りをする可能性はほとんどない。ゆえに中國(guó)は獨(dú)自の発展の道を切り開(kāi)く必要があると主張している。

何主任が考える「中國(guó)獨(dú)自の道」とは、2段階の近代化を同時(shí)に進(jìn)めること。すなわち農(nóng)業(yè)社會(huì)から工業(yè)社會(huì)、工業(yè)社會(huì)から知識(shí)産業(yè)社會(huì)への変革を一気に進(jìn)める必要があるという。この試みに成功すれば、先進(jìn)國(guó)入りの可能性は4％から20?30％へと大きく高まるという。

何主任は先進(jìn)國(guó)入りは中國(guó)にとって宿命的な意味を持つと話す。「1人當(dāng)たりの収入で見(jiàn)ると、1700年時(shí)點(diǎn)で中國(guó)の順位は世界18位。もし21世紀(jì)末に先進(jìn)國(guó)入りを果たせば、400年の時(shí)を超えて再び世界上位20位に入ることになります。これこそがまさしく中華民族の復(fù)興でしょう」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/KT）