2010年2月11日、米商務(wù)省のデータによると、中國(guó)から米國(guó)への観光客が急増している。米國(guó)を訪れた中國(guó)人観光客の數(shù)は、04年に20萬(wàn)3000人だったものが08年には49萬(wàn)3000人と2倍以上になっており、今年は55萬(wàn)6000人を見(jiàn)込んでいるという。米華字紙?世界日?qǐng)?bào)の報(bào)道を中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

同省のデータによると、米國(guó)を訪れる中國(guó)人観光客の數(shù)は今年が55萬(wàn)6000人の見(jiàn)込みで、今後毎年15％前後の成長(zhǎng)を維持し、2013年には年間80萬(wàn)人を超えると予測(cè)している。また、中國(guó)人観光客の米國(guó)滯在中の消費(fèi)額は、04年に11億1500萬(wàn)ドルだったものが08年には36億1400萬(wàn)ドルに増加しており、平均毎年約30％の割合で伸びている。中國(guó)人観光客の平均滯在日數(shù)は23日、平均消費(fèi)額は7200ドルとなっており、米観光業(yè)界にとってまさに「救世主」となっているという。

一方、全米旅行産業(yè)協(xié)會(huì)の調(diào)査によると、過(guò)去數(shù)年に米國(guó)を訪れた中國(guó)人観光客の年間世帯収入は4萬(wàn)5100?7萬(wàn)9300ドルで、米國(guó)の中産階級(jí)家庭と比べて遜色のないレベルに達(dá)していることが分かった。同協(xié)會(huì)の擔(dān)當(dāng)者は「米國(guó)の観光業(yè)界にとって今後10年間は中國(guó)が最も重要な國(guó)家になるだろう」と語(yǔ)り、「米國(guó)を訪れる中國(guó)人観光客の數(shù)が、その他の國(guó)家からの観光客総人數(shù)を上回る可能性さえある。世界観光機(jī)関（UNWTO）は2020年には中國(guó)から世界各國(guó)への海外旅行者數(shù)が毎年1億人以上になると予測(cè)している」と語(yǔ)る。

また、米商務(wù)省の委託を受けて米中観光業(yè)界の研究をしているサウスカロライナ大學(xué)の李想（リー?シャン）助教授は、米國(guó)への中國(guó)人観光客増加の要因として、「07年に両國(guó)が締結(jié)した団體旅行に関する覚書(shū)による手続きの簡(jiǎn)略化」「為替レート」「庶民の収入増」などを挙げている。さらに李助教授は「米國(guó)への団體旅行は、07年には6省?市からのみ可能だったが、09年末には21省?市に拡大した。単純に計(jì)算すると米國(guó)への観光客數(shù)は近いうちに3倍になる可能性もある」と話している。（翻訳?編集/HA）