2010年2月11日、華字紙?日本新華僑報(bào)の蔣豊（ジアン?フォン）編集長(zhǎng)は「『メイド?イン?ジャパン』はもはや『高品質(zhì)』の代名詞ではなくなった」と題した記事を中國(guó)のブログサイトに発表した。以下はその概略。

【その他の寫(xiě)真】

トヨタのリコール騒ぎが収まらないうちに、今度はやはり大手のホンダもエアバッグに不具合があるとして、米國(guó)、カナダ、日本などで43萬(wàn)7763臺(tái)をリコールすると発表した。実はホンダは1月29日にもパワーウインドーのスイッチの不具合で発火する恐れがあるとして、北米、歐州、アジアなどで約64萬(wàn)6000臺(tái)をリコールすると発表している。

「両社の問(wèn)題勃発のタイミングは偶然ではない」。芝浦工業(yè)大學(xué)システム工學(xué)部の古川修教授は鋭く分析する。教授によると、國(guó)內(nèi)市場(chǎng)はほぼ飽和狀態(tài)のため、メーカーは海外市場(chǎng)を開(kāi)拓するしかない。しかし、こうした焦りの心理が品質(zhì)を軽視する事態(tài)を招いた。海外では多少品質(zhì)を落としても問(wèn)題ないという考えもあったかもしれない。

海外で「メイド?イン?チャイナ」が「安かろう、悪かろう」の代名詞であること、そして「メイド?イン?ジャパン」は「高品質(zhì)」の代名詞であることは否定できない。だが、國(guó)內(nèi)総生産（GDP）で日中の逆転が起こり得るように、中國(guó)製と日本製の代名詞に変化が訪れる可能性も十分あるだろう。

トヨタの豊田章男社長(zhǎng)は9日の米紙ワシントンポストに寄稿し、社長(zhǎng)として改めて謝罪をした。その姿勢(shì)は評(píng)価できるが、カナダや中國(guó)、歐州でもリコールしたのに、なぜ米國(guó)の顧客にしか謝らないのか？

雑誌「財(cái)界」最新號(hào)に掲載された「トヨタ問(wèn)題の教訓(xùn)」は、日本の自動(dòng)車メーカーは現(xiàn)地生産へのシフトを積極的に進(jìn)めているが、管理體制などに問(wèn)題點(diǎn)も多く、このままではやがて「メイド?イン?ジャパン」は壊滅すると指摘している。だが、日本はそんなことを望んでいないし、我々消費(fèi)者ももちろん望んでいない。（翻訳?編集/NN）

●蔣豊(ジアン?フォン)

25年以上にわたってメディアの仕事に攜わる。99年創(chuàng)刊で年間発行部數(shù)324萬(wàn)部を誇る日本の中國(guó)語(yǔ)紙?日本新華僑報(bào)編集長(zhǎng)。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。