14日、舊正月を迎えたこの日、オバマ米大統(tǒng)領が世界中の「Asian Lunar New Year」を迎えた人々に新年のあいさつを述べた。大統(tǒng)領は「Chinese New Year」という言葉を使わなかった。寫真は四川省成都市の舊正月の縁日。
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2010年2月14日、春節(jié)(舊正月)を迎えたこの日、オバマ米大統(tǒng)領が世界中の「Asian Lunar New Year」(アジア人の舊正月)を迎えた人々に新年のあいさつを述べた。オバマ大統(tǒng)領はなぜ、「Chinese New Year」と言わなかったのか?臺灣紙?中國時報が伝えた。
米國人は長い間、舊正月を「Chinese New Year」と呼んでおり、08年のブッシュ大統(tǒng)領による新年のあいさつでも、「Chinese New Year」が使われた。だが、実は舊正月の呼び方についての議論は、20年以上も前から交わされてきた。そもそも、米國で最初に舊正月を祝い始めたのは清朝時代に米國に渡った大量の中國人。「Chinese New Year」という名稱もこのころ生まれた。
しかし、次に大量に移民してきた韓國人にも舊正月の習慣はあった。そのため、「Chinese」だけが呼稱につけられるのは不公平だという聲が上がり、「Chinese?Korean New Year」と呼ばれるようになった。だが、今度は「Korean?Chinese」にするようとの抗議が起こり、結局、「Asian New Year」に変更されることに。ところが、今度は舊正月の習慣がない日本人やタイ人からクレームが付いた。
「Asian Lunar New Year」が正式名稱とされたのは、08年末ごろだが、いまだに呼び慣れない人が大半だという。だが、韓國系の間ではさらに、米國の政治家が舊正月に広東語で新年のあいさつをするのが気に入らないと、「韓國語でもあいさつするよう」求める運動を始めている。(翻訳?編集/NN)
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