2010年2月、米誌ニューズウィークは、米中関係を揺るがす二つの潮流を取り上げた。新たに生まれた潮流は米國を不安にしているという。14日、香港?中國評(píng)論通訊社が伝えた。

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第1の潮流は、歐米、とりわけ米國への依存から中國が脫卻しつつあること。改革解放直後、文化大革命の傷跡が殘る中國では、管理知識(shí)、技術(shù)、資金など経済成長に必要な要素が欠けており、海外に依存するしかなかった。しかし、今や中國企業(yè)は豊富な資金を抱えており、また輸出から內(nèi)需主導(dǎo)型経済へと舵を切るなか、依存関係から脫卻しつつある。

経済面のみならず外交面でも中國は自信を持ち、獨(dú)自の外交を展開するようになった。しかし、問題は自國の利益にばかり拘泥し、國際秩序に責(zé)任を果たすため譲歩するという態(tài)度が欠けている點(diǎn)にある。昨年4月に開催された金融サミットでは、中國が積極的な動(dòng)きを見せたのは、香港のオフショアブラックリスト掲載回避という1點(diǎn)のみだった。

第2の潮流は米國経済の停滯。このまま米國の停滯が続けば、中國との立場(chǎng)は逆転し、米中関係には構(gòu)造的な変化がもたらされることになる。（翻訳?編集/KT）