2010年2月21日、華字紙?日本新華僑報(bào)の蔣豊（ジアン?フォン）編集長(zhǎng)は「中國(guó)企業(yè)は日本企業(yè)を嘲笑っている場(chǎng)合ではない」と題した記事を中國(guó)のブログサイトに発表した。以下はその概略。

【その他の寫(xiě)真】

トヨタがリコール問(wèn)題を起こしてから、「品質(zhì)神話は終わった」などと日本企業(yè)そのものを嘲笑う中國(guó)企業(yè)が相次いだ。中國(guó)は今年、國(guó)內(nèi)総生産（GDP）で日本を追い抜く見(jiàn)通しであることから、これと同時(shí)に中國(guó)製の品質(zhì)まで日本製を追い抜くと錯(cuò)覚している企業(yè)もあるようだ。しかし、これらのすべては「大げさ」で「時(shí)期尚早」と言うべきだろう。

トヨタに品質(zhì)問(wèn)題が起きたからといって、日本の製造業(yè)全體に問(wèn)題が起きたわけではない。だが、それにも関わらず、日本のメーカー全體が我が身のことのように反省した。こうした姿勢(shì)が日本製の品質(zhì)を向上させてきたのだろう。では、中國(guó)はどうか。あれほど食の安全を脅かす事件が起きても、食品業(yè)界全體が反省したようには見(jiàn)えない。

それに、中國(guó)企業(yè)の品質(zhì)問(wèn)題と日本企業(yè)のそれとではレベルが違う。中國(guó)企業(yè)は「原材料」からニセモノでごまかしている場(chǎng)合が多いのだが、日本企業(yè)は「技術(shù)上の問(wèn)題」であることが多い。問(wèn)題発生後の対応も雲(yún)泥の差だ。トヨタは世界のトップメーカーとしてのプライドを捨て、最終的には豊田章男社長(zhǎng)を米議會(huì)の公聴會(huì)に送り込んだ。

日本企業(yè)はマスコミを通じて消費(fèi)者に謝罪する際、企業(yè)の上層部が揃って深々と頭を下げる。こうした光景は、中國(guó)では見(jiàn)られない。しかも、中國(guó)の大企業(yè)に問(wèn)題が起きた場(chǎng)合、役人や役所との癒著がセットになっていることがほとんどだ。中國(guó)企業(yè)は日本企業(yè)を嘲笑っている場(chǎng)合ではない。これを教訓(xùn)にし、同じ轍を踏まないようにすることが大切だ。（翻訳?編集/NN）

●蔣豊(ジアン?フォン)

25年以上にわたってメディアの仕事に攜わる。99年創(chuàng)刊で年間発行部數(shù)324萬(wàn)部を誇る日本の中國(guó)語(yǔ)紙?日本新華僑報(bào)編集長(zhǎng)。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。