2010年2月24日、世界最大の船舶ブローカー、クラークソンが発表した最新の統(tǒng)計によると、今年1月の世界の新造船受注量は189萬CGT（標準貨物船換算トン數(shù)）に上ったが、うち中國はわずか15萬9000CGTで、シェア6％に止まった。網(wǎng)易財経が伝えた。

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中國造船業(yè)の最大のライバルである韓國は同172萬1000CGTに上り、シェア64％を占めた。今年1月、中國（本土）は滬東中華造船廠がパナマからドライカーゴ（乾貨物）2隻を受注したのみだったが、これは韓國の造船企業(yè)が昨年10月から4か月連続で値下げを敢行したことが影響している。

09年、中國の年間受注量は世界シェア44％に達し、初めて韓國を抜いて世界一となった。金融危機で苦境に陥っていた韓國造船業(yè)は大きな打撃を受けたが、起死回生をかけて大幅値下げに踏み切る。クラークソンによれば、09年の新造船価格は約22％低下し、過去13年で最低水準となった。中國最大の民営造船企業(yè)?溶盛重工によると、韓國の造船企業(yè)は一部の船種で原価割れするほどの値下げを敢行し、中國造船業(yè)から顧客を奪っている。

中國船舶工業(yè)協(xié)會が発表した統(tǒng)計によると、09年は中國の造船企業(yè)の65％が新規(guī)受注を受けられなかった。同協(xié)會の王錦連（ワン?ジンリエン）事務(wù)局長は、「値下げ合戦はますます激化し、造船企業(yè)の淘汰が進むだろう。力のある大企業(yè)に受注が集中するようになるのでは」との見方を示している。（翻訳?編集/NN）