2010年2月24日、ドイツの週刊誌「シュピーゲル」は、米國(guó)と中國(guó)の2大國(guó)の関係に危機(jī)が生じており、米政府は長(zhǎng)期的な展望から中國(guó)に代わる新たなパートナーを探す必要に迫られていると指摘した。25日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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記事によると、米國(guó)の外交政策の中では、カギとなる言葉が毎年のように変化する。以前は世界の政治の中心がアジアへ向かっていることを示唆する「中國(guó)とインド」であったが、現(xiàn)在は「米中」あるいは「G2」で、米國(guó)にとって中國(guó)が最も重要なパートナーとなっている。では、明日はどうなるか？答えは「米印」であると指摘する。

その理由として、インドは中國(guó)の陰に隠れて目立たないが、「長(zhǎng)期的な視點(diǎn)から見(jiàn)ると潛在的に強(qiáng)大な政治力と経済能力を秘めており、世界の秩序を安定させることができる」としている。さらに、米國(guó)が中國(guó)とのパートナー関係を強(qiáng)化しようと希望しても、中國(guó)政府はイランや北朝鮮問(wèn)題で態(tài)度を変えようとは考えておらず、米政府は「G2は終わった」と意識(shí)し始めたようだという。

また、記事は「インドは米中の“G2”の影響の下、大きな圧力を受けている。従って米國(guó)は中國(guó)との関係を発展させると同時(shí)に、インドとのバランスを考える必要がある」とし、「米政府はアジア政策を中國(guó)への一點(diǎn)集中主義から変更し、特にインドとの関係を発展させなければならない」と主張する。

さらに、インドが新たなパートナーとして相応しい點(diǎn)として、「中國(guó)には政治體制というネックがあるが、インドはまだ完成はされていないものの世界最大の民主主義國(guó)家であること」「インドの人口の54％が25歳以下と非常に若い國(guó)家であることと比べ、中國(guó)はすでに高齢化社會(huì)に足を踏み入れている」の2點(diǎn)を挙げている。（翻訳?編集/HA）