2010年2月24日、バンクーバー五輪?女子ショートトラックで、強(qiáng)豪の韓國(guó)選手を破り、堂々の金メダルを獲得した中國(guó)の周洋（ジョウ?ヤン）選手（18）。躍進(jìn)の陰には1人の韓國(guó)人コーチの存在があったという。長(zhǎng)春晩報(bào)が伝えた。

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周選手を育てたのは地元?吉林省の長(zhǎng)春市冬管センター。同センターの饒剛（ラオ?ガン）主任は04年から韓國(guó)人コーチを招聘し、強(qiáng)豪選手の育成に成功している。周選手を最初に育てたのは、現(xiàn)在は日本チームのコーチを務(wù)める全善臺(tái)（キム?サンテ）コーチ。饒主任が金コーチの招聘に成功するまでには、6度の「門前払い」があったという。

中國(guó)は當(dāng)時(shí)、韓國(guó)に大きな差を付けられており、この差を縮めることが課題だった。饒主任は迷った挙句、韓國(guó)人コーチの招聘を決意。ソウルに飛んで早速、韓國(guó)チームの全明奎（チョン?ミョンギュ）前監(jiān)督に會(huì)いに行ったが、6日続けて門前払いをくらった。7日目にようやく會(huì)えたのが全前監(jiān)督が饒主任に推薦した金コーチだった。

當(dāng)時(shí)の金コーチは引退から4年で、コーチの経験は豊富ではなかった。それでも、饒主任は約50萬(wàn)元（約650萬(wàn)円）という破格の報(bào)酬で金コーチを招く。當(dāng)時(shí)の中國(guó)人コーチの報(bào)酬は3萬(wàn)?4萬(wàn)元（約39萬(wàn)円?約52萬(wàn)円）程度。関係者の多くは「大金をドブに捨てるようなもの」と冷ややかな目で見ていた。

しかし、金コーチは期待以上の成果を上げた。當(dāng)初は同センターから3?4人を國(guó)家代表チームに送り込むことが目標(biāo)だったが、結(jié)局6人が選ばれた。周選手もその中の1人。金コーチが最も目をかけた選手だった。ところが、金コーチは契約終了後、日本チームに“橫取り”された。

同センターはその後も韓國(guó)人の韓一清コーチを招き、引き続き12歳?15歳の選手育成にあたっている。昨年は22人中、11人が國(guó)家代表チーム入りを果たした。記事は、周選手の金メダルには金コーチの功績(jī)が大きかった、と伝えている。（翻訳?編集/NN）