2010年2月20日、フランスの華字紙?歐州時(shí)報(bào)は、「中國(guó)の『國(guó)債刀』は役に立つのか？」と題した記事で、中國(guó)が米國(guó)債の保有高を減少させても米國(guó)は痛くもかゆくもない、米國(guó)を倒したければ、まずは日本を標(biāo)的にすべきだと論じた。25日付で中國(guó)評(píng)論通訊社が伝えた。以下はその概略。

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中國(guó)は昨年12月末時(shí)點(diǎn)で米國(guó)債の最大保有國(guó)の座を15か月ぶりに日本に譲り渡した。中國(guó)が保有高を減らしたのは米國(guó)への反撃であることは明らかだ。米國(guó)が臺(tái)灣への武器売卻を発表したことで米中関係は暗転、特に人民元の為替問題に対する米國(guó)の圧力は相當(dāng)なものだ。だが、米國(guó)の攻撃が真剣で切実であるのに対し、中國(guó)の反撃はどことなく手探り?duì)顟B(tài)のようにも見える。

中國(guó)は保有高を減らすことで米國(guó)に効果的な反撃を與えたと考えているようだが、実は米國(guó)にとっては痛くもかゆくもない。代わりに日本が保有高を増やし、穴埋めしたからだ。これはトヨタのリコール問題と何か関係があるのかもしれないが、はっきりしていることは、日本が米國(guó)の危機(jī)を救う忠実なスケープゴートだということ。そのため、米國(guó)を倒したければ直接やり合うのではなく、まずは日本を標(biāo)的にすべきだろう。

中國(guó)が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）で日本を追い抜くのは確実とされ、日本は中國(guó)にとってもはやライバル視するにも値しない存在。しかし、中國(guó)が米國(guó)債の保有高を大幅に減らしてからの日本の頑張りぶりは、中國(guó)に再度警告を與えている。中國(guó)が戦うべきは経済規(guī)模で圧倒的にかなわない米國(guó)だけでなく、互角の相手である日本も含まれているということを。（翻訳?編集/NN）