2010年3月1日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國から海外に亡命したウイグル人活動家の研究などに取り組む中央大學(xué)非常勤講師の水谷尚子氏が先月27日、北京空港で中國當(dāng)局に入國を拒否された件について、日本のメディアが大きく報(bào)じていると伝えた。

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記事によれば、28日付朝日新聞は、水谷氏は北京空港に到著後、機(jī)內(nèi)放送で1番先に降りるよう求められ、その後、入管當(dāng)局に入國拒否を告げられた、と報(bào)道。また、同氏は昨年7月に亡命ウイグル人組織「世界ウイグル會議」のラビア?カーディル議長來日の際、身元保証人になった人物で、日本の「ウイグル獨(dú)立派」勢力のため、積極的な活動を展開。同氏が中國を訪れるのは5年ぶりで、今回は15日以內(nèi)の滯在であればビザ免除になる制度を利用し、新疆ウイグル自治區(qū)などを回る予定だったと紹介した。

記事は次に、読売新聞の報(bào)道を紹介。それによれば、水谷氏は「中國を追われたウイグル人」などの著書があり、昨年7月に騒亂のあった同自治區(qū)を訪ねたり、北京で同自治區(qū)に関するノンフィクション作品を執(zhí)筆予定の作家と會ったりする予定だった。中國政府が日本人の入國を拒否することは異例で、それだけウイグル問題に神経を尖らせている証拠だと報(bào)じられた、と記事は伝えた。

記事はまた、日本の中國問題専門家が匿名で「中國政府がこのような措置を取るのは理解できる」と話したと報(bào)じた。中國側(cè)にとって、カーディル議長の行動は中國を分裂させるもので、カーディル議長を支持することは中國の分裂を支持することにつながる、自國の分裂を願う人物を入國させる國はない、というのがその理由だという。（翻訳?編集/NN）