2010年3月4日、中國人口宣伝教育センターの全國青少年健康人格プロジェクトチームが、「現(xiàn)代青少年における人格、心理、性の健康調(diào)査報(bào)告」を発表した。5日、中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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同報(bào)告によると、大學(xué)生の半數(shù)が自分の將來について何ら明確な計(jì)畫をもっておらず、3割は両親とのコミュニケーションをしないという。また、半數(shù)近くが社會(huì)との接觸においてたえず不安を抱いており、半數(shù)が生活に不満を感じ、約2割が現(xiàn)実の生活にむなしさや不安を覚えている。そして6割が孤獨(dú)だと感じ、8割が社會(huì)は不平等だと感じている。

調(diào)査は北京市內(nèi)の133人の児童、生徒、學(xué)生を?qū)澫螭诵肖铯欷?。小中學(xué)生では人格的?心理的な問題はそれほど大きくなく、高校生でも大學(xué)受験に隠れて表面化しにくいという。しかし大學(xué)生になると問題が一気に噴出してくるようだ。キレやすい性格を形成してしまっている大學(xué)生も少なくないという。

調(diào)査に関わった専門家は、これらの問題は大學(xué)生の健全な人格形成に大きなマイナスであり、中國の青少年の「心の健康」のレベルが下がり続けていることを示すと指摘。ネット依存癥や自殺願(yuàn)望の大きな要因にもなるという。大學(xué)生の大部分は一人っ子で、溺愛する両親によって必要なしつけや教育が受けられなかった結(jié)果、自主性、適応力、責(zé)任感、感謝する心、思いやる心、忍耐力が育たないなどの人格的問題が生じたと考えられている。（翻訳?編集/津野尾）