2010年3月7日、大學(xué)新卒者の就職狀況の厳しい狀態(tài)が続く中國。湖北省武漢市のある大學(xué)4年生は、面接の最終段階で両親の生年月日が答えられなかったために不採用となったという。長(zhǎng)江商報(bào)が伝えた。

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記事によると、武漢市では今月6日、287社が參加する大規(guī)模な求人説明會(huì)が開催された。目下の中國では、多くの求人募集條件は就業(yè)経験の有無が最優(yōu)先されるため、大學(xué)卒業(yè)予定者が求人対象となる機(jī)會(huì)は多くない。しかし今回の求人説明會(huì)では、求人案件1萬5000件のうち約70％が大學(xué)新卒者にも開放されたため、説明會(huì)への參加者は2萬人を超える大盛況となった。

湖北師範(fàn)學(xué)院國文科4年生の徐軍（シュー?ジュン）くんも意気込んで參加した學(xué)生の1人。徐くんはあるメディア系企業(yè)に応募した。擔(dān)當(dāng)者は彼の履歴書を見て非常に興味を持った様子、さらに徐くんは面接で次々繰り出される質(zhì)問に如才なく答えた。しかし最後に、「父親の誕生日は？」という予想もしなかった質(zhì)問に詰まってしまった。擔(dān)當(dāng)者は続けて「では、母親の誕生日は？」と質(zhì)問し、徐くんは再び答えられなかった。擔(dān)當(dāng)者は「あなたの専門知識(shí)はすばらしいが、自分の両親の生年月日さえ答えられないようでは、企業(yè)で気配りしながら仕事をすることは難しいでしょう」と結(jié)論づけ、徐くんは最終的に不合格となってしまった。

徐くんは江西省の農(nóng)村出身?！笇g家のある農(nóng)村には“誕生日”という概念が無く、自分自身もこれまで一度も誕生日を祝ったことが無かった」と話し、さっそく両親に電話して誕生日を確認(rèn)したという。

大學(xué)新卒者の厳しい就職狀況に関し、湖北省人材センターの魯文艶（ルー?ウエンイエン）副主任は「新卒者に対しては、給料や待遇の高望みはすべきでは無く、まずは就職をして職歴をつけ、その後に仕事の選択を考えるように勧めている」と語っている。（翻訳?編集/HA）