2010年3月8日、英フィナンシャル?タイムズによると、インドのプラナブ?ムカジー財(cái)務(wù)相が、インド経済はすでに安定した成長の軌道に乗っており、今後數(shù)年で10％のGDP成長率を見込めるようになるとの見解を示した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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記事によると、インドと中國が繰り広げる競爭が激しさを増しているなか、インド政府には、中國をしのぐ経済成長率と民主體制という武器があれば、中國に対して優(yōu)位に立てるとの自信もある。中國が輸出を抑える政策をとれば、インドのGDP成長率が中國のそれを追い抜く日は近いと一部のエコノミストはみており、中國政府関係者も中國のGDP成長率は8％程度に落ち込むだろうと予想しているという。

しかし10％成長の実現(xiàn)については、懐疑的な見方もある。インフラ整備の致命的な遅れがその理由だ。インド人口10億人のうち都市部で生活しているのはわずか3億人で、その3億人がGDPの60％、國家稅収の90％を占めている。都市建設(shè)における長期的な計(jì)畫も欠如しており、住宅建設(shè)、水やエネルギーの確保、衛(wèi)生環(huán)境の整備などが非常に立ち遅れ、それがインド経済の発展を阻害していると同記事は指摘。スラム街が都市住宅地の25％を占め、26％の住宅で最低限の衛(wèi)生環(huán)境が保障されていないという。(翻訳?編集/津野尾)