2010年3月9日、華字紙?日本新華僑報(bào)の蔣豊（ジアン?フォン）編集長は「日本の大學(xué)はセクハラ天國になってはならない」と題した記事を中國のブログサイトに発表した。以下はその概略。

【その他の寫真】

宮崎市の宮崎公立大學(xué)で50歳代の男性教授が1年生の女子學(xué)生にセクハラする事件が起きた。同大では04年と08年にも、別の教授2人が宮崎地方裁判所にてセクハラを認(rèn)定されている。今回の事件は昨年7月、この男性教授が女子學(xué)生からメールアドレスを聞き出し、「毎日君の可愛い顔を見たい」「弁當(dāng)を作ってほしい」などのメールを送信。さらに研究室に2人だけでいる時(shí)、電気を消し、女子學(xué)生の手や太ももを觸った。

日本の大學(xué)におけるセクハラ事件は多い。中國人留學(xué)生も被害に遭ったことがある。明るみに出るのは氷山の一角で、いわばセクハラの多発地帯だと言っても過言ではないだろう。事件で共通しているのは加害者が50歳代の男性教授であること。この年代の男性は家庭での居場所がなく、仕事でも先は見えている。日本獨(dú)特の性文化の中で育った彼らが人生の黃昏期に差し掛かると、若い女性へのセクハラ行為に対する衝動を抑えきれなくなってしまうのか。

日本の大學(xué)は「セクハラ天國」になってはならない。日本は國際化の時(shí)代に入り、「留學(xué)生30萬人計(jì)畫」も推進(jìn)している。學(xué)生が安心して學(xué)べる環(huán)境作りをし、セクハラ事件がこれ以上起きないよう防止対策に努めてもらいたい。（翻訳?編集/NN）

●蔣豊(ジアン?フォン)

25年以上にわたってメディアの仕事に攜わる。99年創(chuàng)刊で年間発行部數(shù)324萬部を誇る日本の中國語紙?日本新華僑報(bào)編集長。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。