2010年3月9日、韓國紙?朝鮮日報が「中國が高速鉄道王國に」と題した記事を掲載した。中國とヨーロッパを結(jié)ぶ高速鉄道2路線、中國とシンガポールを結(jié)ぶ高速鉄道の建設計畫が進んでいるという。10日付で中國経済網(wǎng)が伝えた。

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中國は昨年12月、時速350kmという世界最速の高速鉄道を開通させたばかり。米國やブラジルの高速鉄道プロジェクトへの入札にも加わっており、海外の高速鉄道市場への參入を強めている。北京交通大學の王夢想(ワン?モンシアン)教授が7日、サウスチャイナ?モーニング?ポスト紙に語ったところによると、中國は國內(nèi)に建設している高速鉄道網(wǎng)をロシアや中央アジア、東南アジアの17か國に広げようと計畫しており、2025年までに実現(xiàn)する構(gòu)想だという。

計畫では、中國?EUを結(jié)ぶ路線の1本は中央アジア経由。新疆ウイグル自治區(qū)のウルムチ市からカザフスタン?ウズベキスタン?トルクメニスタン?イラン?トルコなどを経てドイツへ至る。もう1本の中國?EU路線はロシア経由。黒龍江省からシベリア鉄道を経てヨーロッパを結(jié)ぶ。また、中國?東南アジア路線は雲(yún)南省昆明市からベトナム?カンボジア?タイ?マレーシアを経てシンガポールへ?，F(xiàn)在は関係諸國と協(xié)議を進めているという段階だという。

そのほかにも現(xiàn)在、中國は海外の大規(guī)模な高速鉄道建設プロジェクトの入札に息巻いている。うち一つは、2016年リオデジャネイロ五輪に向けて建設されるブラジルのプロジェクト。リオ?サンパウロ?カンピーナス間の510kmを走るもので、アラブ首長國連邦や韓國、日本、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの企業(yè)と入札を爭っており、中國はこれに200億ドルを投じる構(gòu)え。もう一つは、米連邦鉄道局 (FRA)によるサンフランシスコ?ロサンゼルス?サンディエゴを結(jié)ぶ1250kmのカリフォルニア州高速鉄道建設プロジェクトだ。（翻訳?編集/岡田）