2010年3月10日、タイ紙バンコク?ポストは、「中國はメコン川流域諸國を景洪ダムの視察に招待した」と題した記事を掲載した。11日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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メコン川は現(xiàn)在、水位が異常に下がっており、流域に深刻な被害をもたらしている。原因は中國が上流に建設(shè)したダムだとして反発が強(qiáng)まる中、中國は流域諸國を雲(yún)南省?景洪ダムの視察に招待した。ダムが原因でないことをアピールするのが狙いだ。

タイ水利當(dāng)局の主任によれば、景洪ダムは中國がメコン川に建設(shè)した4つのダムのうちの1つ。中國は今年初めにカンボジア、ラオス、ベトナム、タイの4か國代表を同ダムの視察に招待したが、寒波のため今月初めに延期されていた。

タイ當(dāng)局側(cè)は中國側(cè)からの招待について、「流域諸國と中國が雙方の協(xié)力體制について話し合う良い機(jī)會(huì)。重要な一歩だ」との見方を示している。上記4か國で形成するメコン河委員會(huì)（MRC）は、ここ數(shù)年の洪水や今年の異常渇水はすべて中國のダムが原因だとしている。

一方、中國側(cè)はダム原因説に強(qiáng)く反論。中國外交部の胡正躍（フー?ジョンヤオ）部長助理は8日、タイのアピシット首相に「中國のダムが原因であるはずがない」との見解を伝えた。在タイ中國大使館も近く記者會(huì)見を開き、中國のダムがメコン川にもたらす影響について説明する予定だという。（翻訳?編集/NN）