2010年3月12日、GDPや大學(xué)新卒者の就職率など、関連部門(mén)の発表するデータの信ぴょう性が問(wèn)題になっている中、全國(guó)人民代表大會(huì)と中國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議の委員は、統(tǒng)計(jì)データの信頼性欠如は政府の信用を損なうだけでなく政策にも影響を與え、最終的には大きな損害をもたらす可能性があると指摘した。中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

「ポケットには50元しかないのに、様々なデータを駆使して100元あることを証明できるのはどんな人？」「詐欺師」「違う。統(tǒng)計(jì)局！」――中國(guó)では09年、こうした笑い話のようなデータ発表が相次いだ。

1．GDP

09年上半期、中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局が発表した全國(guó)のGDPと全國(guó)31の省?自治區(qū)?直轄市が発表したGDPの合計(jì)額に、約1兆4000億元（約18兆2000億円）、9．9％もの“誤差”が生じた。

2．収入

國(guó)家統(tǒng)計(jì)局は、09年上半期の都市労働者の平均収入を前年同期比12．9％増と発表した。しかし、この1日前に中國(guó)人民銀行（中央銀行）が発表した都市住民へのアンケート調(diào)査結(jié)果では、住民の収入感覚指數(shù)が1999年の調(diào)査開(kāi)始以來(lái)最低の水準(zhǔn)に達(dá)しており、両者の乖離（かいり）が大きな話題となった。ネット上では09年に話題になった流行語(yǔ)「被（?させられた）」を用い、「収入が増やされた」と議論を呼んだ。

3．大學(xué)新卒者の就職率

卒業(yè)生の就職率がその大學(xué)の評(píng)価につながるため、大學(xué)側(cè)が就職率の水増しを畫(huà)策。全國(guó)の各大學(xué)で學(xué)生本人の知らぬ間に「內(nèi)定?就職決定済み」にカウントされる狀況が頻発し、ネット上では「就職させられた」という言葉が大流行した。

こうした狀況について各委員は、1）調(diào)査の対象が少ない、あるいは偏っている。2）計(jì)算?統(tǒng)計(jì)方法が確立されていない。3）専門(mén)家の意見(jiàn)や民間の調(diào)査が反映されていない。4）昇進(jìn)?昇格の対象となるなどデータをねつ造する動(dòng)機(jī)が存在する、などの原因を指摘し、「データをねつ造した場(chǎng)合には責(zé)任を追及すべきだ」との意見(jiàn)も出された。（翻訳?編集/HA）