2010年3月19日、下水道からすくい上げた油が食用油として販売されている実態(tài)を指摘した「リサイクル食用油」のニュースが波紋を広げている。中國國家食品薬品監(jiān)督管理局は緊急通知を発布し、飲食店への使用実態(tài)調(diào)査を行うとした。場合によっては飲食サービス許可証(餐飲服務(wù)許可証)を取り消す措置もとる構(gòu)え。京華時報が伝えた。

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中國語では「地溝油(下水油)」として話題となっているリサイクル食用油。17日付で國営ラジオ放送サイト?中國広播網(wǎng)が伝えたところによると、これは下水道の汚水を汲み取り、ろ過や加熱、沈殿物除去などの作業(yè)を繰り返したものだ。

武漢工業(yè)學(xué)院食品科學(xué)工程學(xué)院の何東平（ホー?ドンピン）教授は、「中國では誰もが『リサイクル油』を食べている」と斷言している。同教授の試算によると、中國人が年間で口にする食用油のうち200萬?300萬tが「リサイクル油」であり、これは、10回の食事のうち1回は「リサイクル油」を使用した料理を食べている計算になる。発がん性の高いアフラトキシンを含んでおり、その毒性はヒ素の100倍という醫(yī)學(xué)的データもある。

通常の食用油の半値という価格から、市場への蔓延が疑われるこのリサイクル食用油に対し、當(dāng)局は調(diào)査に乗り出す。各地の飲食店において、その仕入れおよび使用狀況を明確にするとともに、不審な飲食店を通報するよう、市民にも呼びかけている。悪質(zhì)な飲食店に対しては飲食サービス許可証を無効とする方針も明らかにした。(翻訳?編集/愛玉)