2010年3月、キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)の瀬口清之?研究主幹は「最近の日米中関係について」と題した米國(guó)出張報(bào)告の中で、「 最近米中間の摩擦が増えているが、両國(guó)間では引き続き相互理解が維持され、米中関係は基本的に良好な狀態(tài)が続いている」という米國(guó)の中國(guó)専門(mén)家のほぼ一致した見(jiàn)方を紹介した。これに対して対日外交については米國(guó)內(nèi)の関心は低下したままであり、「一般の米國(guó)民は沖縄普天間基地をめぐる問(wèn)題が生じていることすら知らない」と指摘した。

【その他の寫(xiě)真】

同報(bào)告は2月下旬から3月初めの訪米調(diào)査の成果をまとめたもので、米中関係について、昨年11月時(shí)點(diǎn)には安定しておりむしろ日米関係の悪化の方が懸念されていたが、わずか3か月半の間に狀況は様変わりし、「様々な機(jī)會(huì)において米國(guó)に対して厳しい批判を浴びせる中國(guó)の外交姿勢(shì)に対し、米國(guó)政府関係者、有識(shí)者等は懸念を抱くようになっている」と分析。この間、日米関係は決して改善していないが、相対的には米中間の摩擦の方が憂(yōu)慮すべき問(wèn)題と見(jiàn)られるようになっているとしている。

　ただ、オバマ政権による臺(tái)灣への武器売卻、ダライラマとの會(huì)見(jiàn)、貿(mào)易摩擦、人民元切上げ要求など、米中間で摩擦が増えているとはいいながらも、引続き相互理解が維持されており、関係は基本的に良好な狀態(tài)が続いているというのが米國(guó)の中國(guó)専門(mén)家の間でのほぼ一致した見(jiàn)方だという。一連の動(dòng)きに対して中國(guó)は厳しい対応を示してるが、米側(cè)は臺(tái)灣への武器売卻でも臺(tái)灣が獨(dú)立志向を強(qiáng)め対中関係が悪化した時(shí)代には抑制していたものを、現(xiàn)在の馬英九政権下で中國(guó)との関係が改善した後に拡大するなど、裏で中國(guó)への配慮をみせていると指摘している。（文章：三木）