2010年3月22日、インターネット検索最大手の米グーグルが中國本土版サイト「Google．cn」の閉鎖を発表、23日には中國國務(wù)院新聞弁公室インターネット局が早朝の緊急記者會見を開いた。新華社の報道。

【その他の寫真】

會見で擔(dān)當(dāng)報道官は「中國へ進(jìn)出した外國企業(yè)は中國の法律に従うべき」と改めて強(qiáng)調(diào)。グーグルは中國市場參入當(dāng)初の同意事項に反し、検索結(jié)果のフィルタリングを拒否したとした。また、「経済問題の政治化に強(qiáng)く反対する」との立場を表明した。

今年1月12日、グーグル社は中國の政府関連機(jī)関を通さずに公開聲明を発表、「中國政府の支持による(メールアカウント侵入などの)攻撃を受けた。今後、政府の検閲システム下で運(yùn)営することを望まない」とした。同社が中國市場からの撤退も示唆する中、同社と中國政府側(cè)で1月29日と2月25日の2回にわたって協(xié)議がもたれたが、話し合いは平行線をたどった模様だ。中國側(cè)の主張は「同社は中國の法律を遵守すべきで、もし撤退するならばあくまでそれは一企業(yè)としての事情。その際には関連法にのっとった事後処理を行うこと」としている。

また、報道官は「中國におけるインターネットの発展環(huán)境は良好である」と主張した。ネット上の相互交流や言論も活発で対外開放も進(jìn)んでおり、関連ビジネスは迅速に発展しているとした。

グーグル社の発表によると、これまで中國の基準(zhǔn)に従って検索結(jié)果の検閲を?qū)g施してきた「Google．cn」は閉鎖。同サイトへのアクセスは今後、香港版の「Google．com．hk」に転送される。香港版には検索結(jié)果へのフィルタリングがない。また、同社の中國法人そのものは撤退しない。(翻訳?編集/愛玉)