2010年3月22日、環(huán)球網(wǎng)によると、ロイター通信は同日、中國(guó)の富裕層がごみ処理施設(shè)建設(shè)などに反対するデモを頻繁に行っているとする報(bào)告書(shū)を中國(guó)の環(huán)境保護(hù)団體「自然の友」が19日に発表したと伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)ではこれまで、中産階級(jí)や富裕層の関心は住宅や仕事に注がれていた。しかし現(xiàn)在、彼らの中で権利意識(shí)が高まり、健康被害や不動(dòng)産価格下落を憂(yōu)慮した住民がごみ焼卻場(chǎng)建設(shè)などへの抗議活動(dòng)を行い、一部の計(jì)畫(huà)を中止に追い込むまでになっている。「自然の友」がまとめた「中國(guó)環(huán)境発展報(bào)告2010年度版」によると、2009年に同様の反対運(yùn)動(dòng)が北京市、江蘇省、広東省などの沿海地域で展開(kāi)されたという。

「自然の友」のメンバーで、年度報(bào)告書(shū)の筆者の一人である楊長(zhǎng)江（ヤン?チャンジアン）氏は「健康と安全は人間が最低限必要とするもの。これが外部からの脅威にさらされ、守る方法がない場(chǎng)合、抗議に至るのは自然だ」と語(yǔ)る。広東省広州市では昨年、住民數(shù)百人の抗議活動(dòng)により、ごみ焼卻施設(shè)の建設(shè)計(jì)畫(huà)が停止されている。

ごみの量は年々増加し、その処理は政府にとって難題となっており、各地でごみ焼卻施設(shè)の建設(shè)計(jì)畫(huà)が相次いでいる。北京市や広州市では1日に約1．8萬(wàn)tのゴミが出るが、1日に処理できる量はそれぞれ1．04萬(wàn)t、1．2萬(wàn)tと処理能力が不足している。（翻訳?編集/小坂）