2010年3月20日付の米紙ニューヨーク?タイムズによると、米下院のある公聴會で、ある中國人學(xué)生が発表した論文が「米國の小型電力ネットワークをいかに攻撃するか？」を説いているとして話題になっている。一部の議員は「これを利用して電力ネットワークが攻撃されるのでは」と心配しているという。24日付で環(huán)球時報が伝えた。

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記事によると數(shù)年前、中國?広東省から米國の電力ネットワークへの侵入事件が発生したと報じられた影響もあって、一部の米議員は、問題の論文が電力ネットワークの攻撃に利用できると信じているという。論文は中國?遼寧省にある大連理工大學(xué)システム工學(xué)研究所博士課程の學(xué)生?王建偉（ワン?ジエンウェイ）氏が昨年3月に発表したもの。王氏は今月21日、ニューヨーク?タイムズの取材に応じ、「論文のテーマは『米國の電力ネットワークの相次ぐ故障に関する攻撃事例の研究』であり、“攻撃”との文言を使ってはいるものの、実質(zhì)的な內(nèi)容はネットワークをいかに脆弱性から保護するか？を論じたものである」と反駁した。同氏は中國紙?環(huán)球時報の取材にも応え、米國の電力ネットワークを研究対象とした理由として「関連データが公開されおり、學(xué)術(shù)的な研究として便利だったから」としている。さらに、「論文は理論上のモデルに過ぎず、実際に米國の電力ネットワークがどのように運営されているのかも知らないし、その他の多くの要素も不明のため、実質(zhì)的に『攻撃』できるはずがない」と主張している。

一方、米國の専門家らは、一部議員の心配をよそに冷靜な反応だ?！袱长握撐膜蚝帷ⅳ长欷蓼扦税k表されたいかなる論文も米國の電力ネットワークのポイントを把握していない。従って、こうした論文を利用しても実際には全く役に立たない」と指摘している。（翻訳?編集/HA）