2010年3月25日、上海市で第6回「國(guó)際報(bào)道寫真コンテスト(國(guó)際新聞撮影比賽/通稱：華賽)」が開(kāi)催された。昨年最大の炭鉱爆発事故を捉えた寫真が、戦爭(zhēng)寫真部門で銅賞を受賞している。

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09年11月21日、中國(guó)東北部?黒龍江省鶴崗市郊外の炭鉱で発生した大規(guī)模なガス爆発事故は、同年の國(guó)內(nèi)最大規(guī)模の炭鉱事故となった。坑內(nèi)で発生したガス突出により、當(dāng)時(shí)現(xiàn)場(chǎng)にいた作業(yè)員のうち500人超が逃げ遅れ、うち約100人の命が犠牲となった。中國(guó)當(dāng)局は事故原因を「単純な“天災(zāi)”とは言えない。明らかな業(yè)務(wù)上過(guò)失事故」と明言した。

中國(guó)ではこうした炭鉱事故が頻発、そのたびに大勢(shì)の人命が失われているが、これはさして珍しいニュースではない。こうした悲慘な現(xiàn)狀の背景には、運(yùn)営コスト削減のために炭鉱主が安全措置を怠るなどモラルの低さが根強(qiáng)くある。さらには地元自治體が事故を隠ぺいしたり、報(bào)道記者が「口止め料」として炭鉱主をゆすったりと、人命を軽視した嘆かわしい報(bào)道も聞かれる。寫真はこうしたやるせない現(xiàn)況を克明に告発している。(翻訳?編集/愛(ài)玉)