2010年3月25日（中國時(shí)間）、ローマ教皇庁の対中問題に関する委員會は聲明を発表した。中國本土の主教などすべてのカトリック教會関係者に「カトリックの統(tǒng)一に反するいかなる活動(dòng)にも參加しないよう」呼びかけられた。米ラジオ局ボイス?オブ?アメリカが伝えた。

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聲明では、カトリック協(xié)會関係者が身柄を拘束されるなど中國本土での布教活動(dòng)は大変厳しい狀況にあるとの認(rèn)識を示した。しかし問題は対話により解決可能であるとの見方も示し、中國政府との交渉に意欲を示した。

中國政府は宗教も國內(nèi)問題であるとして、ローマ教皇庁の「干渉」を排除してきた歴史がある。現(xiàn)在ではローマ教皇庁につながる地下教會と1957年に成立した政府承認(rèn)の愛國會とが併存している。世界中のカトリック教會を統(tǒng)括するローマ教皇庁と、國內(nèi)の宗教をコントロールしようとする中國政府の間には根本的な矛盾が橫たわっているが、2006年にはバチカンの承認(rèn)を得ずして司教が任命され、対立はさらに深まった。

香港大學(xué)の粱潔芬（リアン?ジエフェン）名譽(yù)教授は、今回「カトリックの統(tǒng)一」が確認(rèn)されたのは従來の方針を踏襲したものと指摘する。粱教授によると、ローマ教皇庁は長年、愛國會に対して寛容な態(tài)度を示してきたが、狀況が全く変化しないことにいらだちを見せているという。（翻訳?編集/KT）