2010年3月26日、斉魯晩報によると、豊かな草原で知られた內(nèi)モンゴル自治區(qū)アルシャー盟（阿拉善盟）も、現(xiàn)在では沙漠化が進(jìn)み、村々は消失の危機(jī)にさらされている。

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阿拉善SEE生態(tài)協(xié)會の調(diào)査によると、同地區(qū)の草原は毎年1730ヘクタールのペースで消失している。もともと130種以上あった植物も現(xiàn)在殘されているのはわずかに30種あまり。植物に覆われている面積は80％から30％にまで低下した。180種以上いた野生動物は他地域に移るか、あるいは絶滅の危機(jī)に瀕している。

75歳のバタールさんはこう語る?！敢郧挨纤厍绀椁筏げ荬ⅳ辘蓼筏?。一番多い時で300頭の羊、100頭のラクダを飼っていたのです?！工筏贩拍沥工丹欷皮檠颏悉工伽茐婴盲?。殘されているのはラクダだけだという。

阿拉善SEE生態(tài)協(xié)會の李鶴（リー?ホー）氏によると、草原の破壊は大きく2回の契機(jī)があったという。最初の契機(jī)は建國後の社會主義経済への移行時。植物の多くが伐採され、燃料とされた。2回目の契機(jī)は1990年代後半。草原請負(fù)制が導(dǎo)入され、遊牧民は定住するようになった。利益を上げようと放牧數(shù)が増え、草の根まで食べ盡くすことによって砂漠化が進(jìn)行した。

1993年、大型の砂嵐がアルシャー盟を襲った。これがきっかけとなり、草原保護(hù)政策が開始された。1999年に放牧が禁止となり、仕事を失った遊牧民のために移住政策が推進(jìn)され、多くの人々が農(nóng)民や都市民へと仕事を変えた。また、同協(xié)會では現(xiàn)在、梭梭という植物の造林活動を展開している。協(xié)力した遊牧民には6．7アールあたり50元（約675円）が支払われる。

しかし、それでも沙漠化の進(jìn)行は止まらない。3月19日、20日と強(qiáng)い砂嵐がアルシャー盟を襲った。200頭以上もの家畜が死亡したという。俗に「ラクダは飢えて死ぬ時も馬より太っている」と言われる。しかしこの地區(qū)のラクダはみな馬よりも小さく、やせこけていた。（翻訳?編集/KT）