2010年3月30日、麻薬密輸の罪により中國(guó)で拘束された日本人死刑囚の死刑が、近く執(zhí)行されることがわかった。1972年の日中國(guó)交正?；詠怼⒓s40年間で初のケースとなる。中國(guó)政府が29日、在瀋陽日本総領(lǐng)事館に対して行った通告を、日本メディア各社が伝えた。

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4月上旬にも刑が執(zhí)行される可能性があると伝えられるのは、06年に遼寧省大連市から日本へ向けて、覚せい剤約2．5kgの密輸を試みて空港で拘束された男性。09年4月に2審の遼寧省高級(jí)人民法院(日本の高裁に相當(dāng))で控訴が棄卻され、死刑が確定していた。

この男性のほかに、中國(guó)國(guó)內(nèi)の日本人死刑囚は3人(執(zhí)行猶予なし)。いずれも違法薬物の密輸罪で、07年8?10月の期間に刑が確定している。

中國(guó)では違法薬物の売買は重罪。中國(guó)の刑法では、覚せい剤50g以上の密輸で「懲役15年か無期懲役、または死刑」と規(guī)定されている。(翻訳?編集/愛玉)